2014年9月4日木曜日

矢筒自作〜作り方④〜

⑷ 編み始め
市販の紙バンドを使用して矢筒を編みます。
紙バンドは、クラフト紙を糸状にして、12本を接着して帯状にしたものです。
これを必要な本数に割いて竹ひごや、籐の代わりに使用して矢筒を編んでいきます。

↓割く前の紙バンド


↓割きたい本数に切れ目を入れて、段ボールをまとめたりする際に使用するビニールのバンドを使って割きます。







縦ラインは3本に割いた物を1本として使用します。
今回は縦ラインを16ラインとしました。
最初から16ラインで編み始めるとゴテゴテしてしまうし、編みにくいので最初は8ラインで開始します。



本来、縦ラインは奇数でないと編めません。
一本の紙紐で交互に編んで行くので奇数でないといけないのです。
しかし、追いかけ編みといって、二本の紙紐で編んで行く方法だと、偶数の縦ラインでも編むことが可能になります。
なんで偶数が良いかとというと、左右対称になるし、矢筒の蓋を止める際に使用する紐を通す部分を左右同じ位置に作れるからです。
追いかけ編みは↓のように、二本の紙紐を1ラインずらして編みます。


ある程度編んだ後、縦ラインを8ライン追加します。



ある程度編んだら、矢筒の芯に合わせて編むようにします。







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